いわゆる経済の高度成長期の後半、各種開発に伴う環境問題がクローズアップされました。その中で当社は、かけがえのない財産ともいえる豊かで多様な自然を保全しながら、限られた国土を有効に活用し開発を進めていくためには、自然環境や社会環境に関する精確な地域情報の整備と広く生態系をも含めた国土・環境・防災などの調査解析・研究を通じて計画していくべきとの考えから、1970年に「応用地理」のコンサルタントとして設立されました。
　設立後、大規模工業開発プロジェクト地域の生態系調査や自然環境に関する基礎的な調査研究を行いました。その後、環境アセスメント指針づくりや全国各河川やダム、面的開発事業などでその実践を行うとともに、災害調査や土地分級評価などの応用地理的手法の研究を重ね、これらの実績を踏まえ、安全で快適な環境づくりに資するべく生態調査、各種環境整備計画、災害対策、地理情報整備などに関する研究開発業務や調査業務を手がけてきました。
　現在は、

1. 自然環境（生態系）との共生のための各種方策
2. 安全で快適なまちづくりのための災害防止対策や環境整備に関する研究
3. 土地利用適正化のための地理情報の活用とシステム化

などをテーマとして業務を推進する一方、今後はさらに、環境保全・復元・創出の方法論や、安全で快適な都市の環境インフラ整備などについて研鑽を積み、開発と環境保全との調和という、わが国に課せられた懸案の解決に向けて努力してまいります。

社会への貢献：専門技術によって社会に貢献していきます

　　　質の高い成果品、課題の解決、有効な提言、発注者の満足、納期の遵守、関係者との協力、適正な価格など

社員資質の向上：会社の基盤である社員の資質向上を図っていきます

　　　技術力の継続的向上、資格の取得、誠実な業務の遂行、技術者としての意識、精神的満足感、生活の充実など

社会的責務を果たす：会社の社会的責務を果たしていきます

　　　法令の遵守、納税、経営の安定、安心して発注できる会社の維持など

　株式会社地域開発コンサルタンツは、専門技術によって社会に貢献し、業務を通して人間性を向上させ、会社の社会的責務を果たしていきます。
　私たちは、複数の社会的課題を、自らの知識と経験に裏付けされた技術等を用いて、出来るだけ高いレベルで調和･両立させていくよう努力します。また、常にそのレベルの向上を図っていきます。